位置選択とクリッピング

入力チャンネルと入力空間軸の内、表示チャンネルと表示空間軸のいずれにも選択されなかったものを残余空間軸と呼ぶものとします。残余空間軸数Mrは、Mr=(M+N)-(Mv+Nv)となります。MyriaViewでは表示空間への投影像を求める際、離散化された残余空間軸の指定した位置(ステップ)のみについて投影像を求めることが可能です。これはこの軸についての断面像に相当します。また、残余空間軸に沿った投影像の算出範囲を指定することも出来、これをクリッピングと呼ぶものとします。

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ここで行われる残余空間軸上の位置指定は、多次元データベースにおける「スライシング」に相当します。

 

最終更新:2015年6月28日

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