ファイルリストを入力するには(系列が最終空間軸に対応の場合)

MyriaViewでは、画像ファイル・バイナリファイルおよびCSVファイルの系列を、ファイルリストとして入力可能です。リストを構成する各ファイルは共通の種別(画像/バイナリ/CSV)とし、チャンネル数・空間次元数・各空間軸のステップ数など、構造が共通するものとします。ファイルを構成する各ファイルがN次元の場合、ファイルリストにより入力されるデータはN+1次元となります(下図は2次元データリストの例;詳細は取扱説明書5.2節に記載)。

InpList1-1データ構造ファイルを使用しない場合、ファイルの入力は、以下の手順に従います。ファイルの種別は、ファイル名の拡張子により判定されます。(操作の詳細は取扱説明書7.2節に記載)

(1) メインウィンドウのメニューから[File]>[Load Data]を左クリックし、データ入力ウィンドウを表示します。データ入力ウィンドウでは[Input File Form]タブ(下図)が表示されます。

InpList1-2

(2) タブ内の[Open Data File]ボタン(上図(a))を左クリックしてダイアログボックスを表示し、指示に従って入力ファイル名を指定します。

(3)ファイルリストを構成する各ファイルについて、データ形式を指定します。指定の手続きは種別に応じた個別ファイルの指定手続きに準じます。

(4)[Next>>]ボタン(上図(b))を左クリックします。操作により[Input Channels/Dimensions]タブ内の[Channels]タブ(下図)が表示されます。

 

(5)タブ内の[No. of Channels]数値入力部(上図(a))で、チャンネル数を指定します。

(6)チャンネル数に応じて、タブ内テーブルの各入力チャンネルを評価に使用する否か、名称、単位、チャンネル形式(上図(b))を指定します。

(7)[Next>>]ボタンを左クリックします。操作により[Input Channels/Dimensions]タブ内の[Dimensions]タブ(下図)が表示されます。

InpList1-4

(8)タブ内の[No. of Dimensions]数値入力部(上図(a))で、空間次元数を指定します。

(9)空間次元数に応じて、タブ内テーブルの各入力空間軸について名称、単位、先頭値、解像度、ステップ数、サンプリング範囲(最小・最大)、再サンプリング間隔(上図(b))を指定します。この際、最終空間軸のステップ数は、ファイルリストを構成するファイル数に固定されます。

(10)[Finish]ボタン(上図(c))を左クリックします。処理が終了するとデータ入力ウィンドウは閉じられます。初期設定に関するメッセージが表示された後、データ入力処理が完了します。

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