入力データの表示空間への投影

ここでは、MyriaViewで入力データを表示空間に投影する方法について示します。入力データが空間次元数M,チャンネル数Nの表形式で記述されるとした場合、表に示される各要素は直交座標系による(M+N)次元空間中の1点と考えることが出来ます。

tabletoinpspace-e

入力データは、3次元(XYZ)以下の表示空間中で、4次元以下の色情報(RGB3色+不透明度)を用いて可視化が可能です。MyriaViewでは、入力データを低次元の表示空間へ投影することで可視化を実現します。

入力データの低次元表示空間への投影は、多次元空間分布を記述する入力チャンネルと入力空間軸からMv≦3の表示空間軸とNv≦4の表示チャンネルを選択し、入力データの各要素をこれらにより記述することで実現します。

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ここで行われる投影操作は、多次元データベースにおける「ダイシング」に相当します。多くの場合、多次元データベースで用いられるデータは1次元N(>1)チャンネルの表形式データに相当し、ダイシングの結果は2次元1チャンネルの表示空間への投影に相当します。

最終更新:2015年6月28日

 

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